2011年8月6日土曜日

健康談義8/6

 画家の日々を綴る「かつひこ日記」で元気を
 類まれな歌の才能を発揮する「歌人喜多弘樹」
「健康談義と今週の株式総括」は、
こちらのサイトで写真やチャートも掲載しています。
健康談義8/6
◇節電で死んだら浮かばれない
この健康談義を初めてから一年になった。1年間ご愛読いただいた皆様に感謝申し上げます。健康談義を書くことが励みになって、健康への心構えが大きく変わった。書くためにはそれだけの自分の経験や独自の実践なくしては、どうしても行き詰る。長く続いているのも実践健康談義に徹しているからか。

一年を振り返って見ると、時間が立つのがものすごく早い。寒い寒いと思っていて、そろそろ暖かくなってくるのかなと思っていた頃に、あの大震災が襲った。きょうは、もう8月6日広島原爆記念日だ。あれから5ヵ月にもなろうとしているのだ。津波に原発事故が加わって、世界経済は大揺れの様相、厳しい現実が日本を襲ってくる。

株なら資産株として電力株と言われていた言葉がもろくも崩れてしまった。我が奥さんが始めて証券会社に勧められて、東電の公募株を買った。それが原発事故で大きく売られ、5分の1なって売却してしまった。「株は2度と買わない」といった。こんな人が何人いるのだろうか、数えきれない。「資産株」という言葉は株界からなくなってしまうのだろうか。

経済の急成長がもたらした歪は、日本に最大の試練を与えた。今の経済成長には、電力が絶対的に必要だ。日本に石油はない。火力発電は原油や天然ガスに頼るしかないのです。浜岡原発が停止しただけで中部電力は4-6月だけで1000億円の赤字が出たのです。LNGや天然ガスを買って火力発電に頼らなければならないからです。輸入できなければ日本経済は成り立たないのです。原発に電力を依存したことが、今の経済混迷を招いている。大震災によって原発の有り難さがわかった。反面、原発の恐ろしさを改めて教えられた。人災だということを・・・・。

中国の高速鉄道の話だけど、安全管理のソフト会社が原発も高速鉄道も同じ会社なのだ。世界各国から技術を取り入れ、追いつけ追い越せを義務付けられているのだが、その速度違反が今回の事故を招いた、と言われている。原発を今後15年で我が国の4倍にする計画をすでに発表している。地震が我が国より少ないとかで、安全管理は我が国よりはるかに低い原発開発計画なのです。役人の賄賂や手抜き工事は当たり前の世界でこんな計画が進む。末恐ろしいことにならなければいいが。

友達からこんなメールが届いた。
『6月の貴兄の健康談議だったと思うけれど、黄砂の話がありましたね。昨日の日経新聞に黄砂の多い日には脳梗塞や心筋梗塞が多いとあった。黄砂を吸うと血管が詰まるのか。やばい話だ。』(T.S氏)
「節電」も脳梗塞や心筋梗塞を招くそうだ。エアコンを節電の為、使うのを辛抱する。体力の弱った人や高齢者に死を招く。一番生活でお世話になっていた電力だが、このどさくさ紛れに、東電に殺されたらたまらない。
脳梗塞や心筋梗塞は黄砂を吸わないことで、防ぐことはできるが、黄砂に混じって飛んでくる放射能となれば、もう日本は住めなくなる。
そんな無謀な計画が日本に近い国で進んでいるということになれば、亡き小松左京さんの日本沈没となる。そんなことにならないための「新エネ開発」が一番になる。

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