2011年9月3日土曜日

健康談義と今週の株式総括9/3

「日経拾い読み」「注目記事・材料」「個別銘柄研究」
 画家の日々を綴る「かつひこ日記」で元気を
 類まれな歌の才能を発揮する「歌人喜多弘樹」
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健康談義9/3
◇日本古来の漬物を、もっと見直さなくちゃ
TVを見ていたら、ラッシャー板前が、ぬか漬けの里として有名な千葉の神崎町を訪問していた。明治時代から伝統的ぬか漬けが、今も受け継がれているところです。猛暑の中でも畑仕事をするお年寄り、85歳で米袋10キロを軽々と片手で持ち上げる。熱中症など無縁の人ばかり、幼稚園では熱中対策として、園児たちは発酵飲料を飲んでいる。漬物のぬか床には、昆布・鰹節・しいたけ・唐辛子・にんにくを入れる。漬物の表面には、乳酸菌や酵母が多く、胃腸の活性化を促進させ、人体の免疫力を高める。
http://datazoo.jp/w/%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%82%AF/7720744
私は、田舎育ち、子供の頃を振り返ってみると、三度の食卓に漬物のなかったことがない。どんぶりご飯に梅干・らっきょう・タクワン・白菜の漬物など必ずあった。今の食前と比べると、粗食としか言えないが、よくも、ここまで生きて来られたのか不思議に思う。あの若い時の成長を支えてくれたのは、やはり漬物なしでは考えられない。漬物は日本人の考えた最高の栄養補佐する食品と言える。
退職してから、ぬか漬けを本格的に始めた。たまにお店で買って食べる程度、1年中通してぬか漬けをしていなかった。今は夏冬関係なく1年中自家製のぬか漬け漬物を食べている。どちらかというと、胃腸の弱い体質で、ちょっと食べ過ぎたりすると、体調をくずすことが多かった。最近はそんなことはない。すっかり胃腸が弱い体質、ということを忘れていたぐらいです。
よくよく考えてみると、毎度の食事に漬物を加えた頃から体質も変わった。漬物の表面の乳酸菌や酵母が胃腸を活性化する。それをはっきりと証明していると思う。日本人の主食、米飯に合う最高のおかず。それが漬物と言えるかもしれない。
あのテレビを見てから我が家の「ぬか床」にも、昆布・鰹節・しいたけ・唐辛子・にんにくを入れた。やはり一段と味が良くなった。食事の楽しみが増えた。
白菜の漬物には、にんにく以外は全部入れていたが、ぬか漬けに入れたのは初めてだ。もう一つ忘れていけない大事なことがある。
私は、ぬか床には、必ず釘など錆びついたものを入れる。お袋から教わった。子供の頃、お袋が漬物をつけていたのを見て、覚えていたのです。サビが作用して、ナスなど鮮やかな如何にも美味しそうな色に仕上がるのです。見た目が素晴らしく良くなる。やはり美味しく食べるのは、味が一番ですが、見た目が大切ののは言うまでもありません。
あの世界遺産に登録された平泉の土産物店で買った鋳物の棒が、錆びた釘の代わりに今は入っている。年寄りの知恵です。若い人は知らないだろう。私の妻も知らなかった。
一年中食べられるぬか漬けは、もう我が家の食卓には欠かせないた。相変わらず、漬物係は私です。妻は、「手がくさくなる」とか言って手にしませんでしたが、でも最近ちょっと変わってきました。今は洗ったり切って盛り付けしてくれるようになり、嫌っていたのが嘘のように食べるようになってきたのです。私が上げるのを忘れていると、漬物は?と、催促までするようになったのです。
ぬか漬けを触って手をあらい、手ぬぐいで吹くと、手がクリームを塗った感じになる。ひび割れやガサガサな手の荒れなど解消する。糠は化粧品にもなっているように皮膚には非常に良さそうだ。それを触るだけで直接感じるのかも・・・。しかし、ぬか床やツボの中は完全に私の領分、仕事となっている。まあいいか、それでも・・・
今まで、漬物の効能の数々、私の妻さえ多くを知らなかったこと、今は2子の母となった娘など、到底こんなことは知るすべもない。当然のことだ。娘の頃から母親と似て漬物の匂いが嫌いだと、殆ど食べなかった。今でも食べない。タダ塩からいとかすっぱいものはきらいだと、孫にも食べさせていない。当然のことだろう。孫も健康で、すくすく大きくなって楽しみにしているが、いろいろと栄養バランスを考えて、食べさせているようだが、私の子供の頃と違って、体力があるようには思えない。
ちょっと熱だとか、咳をするとすぐ病院行く。埼玉は、小学生は医療費はタダでいくらでも病院に行ける。だから助かるというが、病院には行かないほうがいい。行けば悪い病気ももらってくる。
私の生まれたところでは、今のような病院などなかった。個人医者が1人だった。だから行かなかった。行けなかったとも言えるが、大きな病気はしなかった。それだけよく遊び健康そのものだった。
毎度の食卓にあった漬物、これは素晴らしいい健康を創りだしていたのだ。食生活の改善とか料理教室がどんどん進んでいる。TVや雑誌・新聞で料理の話は今や満開、大食い競争や量を売り物にする店まで、日本人の放食留まるところを知らず贅沢三昧。かたやアフリカでは何百万人が飢餓に苦しんでいるというのだ。こんな質素でも豊かな食生活を捨てて、行く今の日本の料理の世界なんて、何か無駄なことをしているように思われて仕方が無い。
漬物バンザイ、漬物バンザイ・・・・・。どじょう政治でこれからの日本を変える。

今週の株式総括9/3
NKは買いシグナル、NYは売りシグナルとなった。もともと同じ方向に動くのだが、3月の大震災で日本株は急落、NYは資金流入など下落幅が少なかった。震災前は日本株がNY株比較で高く買われていたのが、震災で一気に逆転してしまった。ここに来てNY株が割高分下げ、日本株が割安分だけ下げが少ない。政治空白、震災で経済大打撃、円高が加わって株価も先に大きく値下がりした。
欧米共に財政問題に揺れている。米国債格下げで、先行き財政不安懸念が増す。週末予想されたとはいえ、発表された米雇用は増加ゼロ11ヵ月ぶりの低水準で、NY株戻り歩調の傾向が消えた。日本も国債格下げで財政懸念は米国以上だが、大震災の復旧・復興需要、震災からの目覚しい回復、その反発力は高い。政治の空白が回避される方向となり、下期の企業業績回復が期待される。それが今のNK相場の底堅さを示しているのだろうが、世界経済の先行きは、米中欧ともに厳しい。決して楽観的には見られない。
新興国の成長も鈍りがち、年末までに急回復が期待される日本だがその道は厳しい。
しかし、大震災・原発事故・円高・政治空白など幾多のハンデを切り抜ける日本企業、その底力がこれから。大震災の見積もりしていた損害が少なくなった企業数多。なお史上最高益を上げる。企業の手元資金旺盛、雇用に問題が残るが、海外投資には積極的、先行き好転を見込む企業が多い。
新内閣の復興・経済再生・円高対策も何か期待されるものが見えるようだ。株価の割安はまず日本から、先行きに明かりをともす解決・解消すべき問題はいっぱいある。それだけにやりがいがある。菅内閣でやりたくでも阻まれていた壁があった。それが取り除かれつつある。それだけでも期待が膨らむ。どじょう内閣は世界の景気回復を牽引する期待の星となれるかも。
足を引っ張る発言をやめ、応援・激励する発言をして、どじょう内閣の政策実行力を高めることを、特にマスコミにお願いしておきたい。何でも批判ばかりして、受けるのではなく、前向きな政策や行動を積極応援発言を期待したいものです。
 NY株週末大幅安だが、大きな三尊底を形成して、やれやれの戻り売りで三尊底を確認するための下げに過ぎない。雇用減、景気減速は予測されていた事、材料出尽くし、これよりは大きく下げることはないと見える。週初から大きく売り込むところは、目先絶好の買いと見るが如何。しかし相場の中心は、小型・内需関連となる。新興市場株整理が進んだ。ネット、ゲーム、スマフォンなど特に内需関連、買いゾーンに入ってきた。

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